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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2014.01.16
大学生活で学んだこと

佐竹 昭彦さん

●法文学部総合政策学科(平成22年度入学)
●愛媛県立松山中央高等学校

 僕は高校卒業後の進路を決める際、特に学びたいことがあって愛媛大学を選んだわけではありませんでした。ただ、大学に行きたいだけという思いから愛媛大学を選びました。そのような思いで進学したため、入学してからも講義はただ受けるだけで、学びたいことが見つからない受動的な大学生活を送っていました。
 そのような生活を送っている中、1回生の後期に行われた総合政策学科のコース紹介が僕の大学生活の大きな分岐点だったと思います。そのコース紹介の中で、観光まちづくりコースという少人数の特別コースの存在を知りました。観光やまちづくりという分野には今まで全く関心はありませんでしたが、座学だけではなく実際に地域に出向いて学ぶというそのスタイルに魅力を感じたのと、観光とまちづくりという自分にとって新しい分野に興味をもち、そして受け身だった今までの自分を変えたいという思いから、観光まちづくりコースに入ることにしました。
 このコースに入り、衰退しつつある地域から観光で栄える地域までさまざまな地域を訪れ、実際に5感を使って地域というものを感じたり、地域の活性化に取り組んでいる人からお話を伺うなどといったことを通して、観光・まちづくり・地域活性化について学んできました。その中で、この分野の楽しさ、やりがいを感じる一方で、これをすれば絶対にうまくいく、活性化できるという正解が無いという難しさも感じ、観光やまちづくりの奥深さを知ることができました。また、さまざまな地域で自分と同じテーマに興味関心をもった人と関わってきたため、自分のネットワークも広がるなど、これからの人生に欠かせない人とのつながりも生み出すことができました。これらのことを得ることができ、あの時に思い切って新しいことに飛び込んでよかったと思っています。
 僕は大学生活で学んだことをここで終わらせるのでなく、仕事に活かしていきたいという思いから、就職は市役所をめざし、運よく合格することができました。このように総合政策学科では将来につながることが見つけられると思います。しかし、それを見つけるには受け身ではなく自分から行動することが求められます。高校生のみなさんもこの総合政策学科でチャレンジしてみませんか!

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