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愛媛県庁において、株式会社トーヨとの共同研究成果報告を行いました【7月15日(水)】

 令和2年7月15日(水)、愛媛県庁において、株式会社トーヨ(西条市)と本学大学院理工学研究科の共同研究成果報告を行い、株式会社トーヨが大学院理工学研究科の黄木景二教授と岩本幸治准教授の協力のもと開発し、商品化した高圧ジェット水対応防護服が、中村時広愛媛県知事に披露されました。

 今回開発された防護服は、100MPa(1000気圧)の高圧水に耐えられるものでありながら、高強度繊維からなる生地を何種類か重ねた構造にすることにより、軽さとしなやかさを備えています。黄木教授は材料力学の観点から生地の耐久性メカニズムを、岩本准教授は流体力学の観点から生地表面での水圧低下効果を明らかにしており、大学の学術的知見が開発に活かされています。

 中村愛媛県知事からは「愛媛大学にある専門知識を生かして、理論的な裏付けに基づく新たな環境に対応する防護服ができたということで、是非ともこれを活用していただきたい」と高い評価をいただきました。

左から、社会連携推進機構地域協働センター西条 松本賢哉教授、株式会社トーヨ 尾崎隆則氏、同 渡邊学社長、岩本准教授、黄木教授

<工学部>