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お知らせ

平成20年度工学部環境講演会を開催
平成20年12月4日(木)14時から,工学部会議室において,工学系安全衛生委員会主催により,平成 20年度工学部環境講演会を開催しました。モザンビークへ自転車を送る運動で知られているNPO法人えひめグローバルネットワークの竹内よし子代表をお迎えし,「持続可能な地域・社会・未来をつくる」と題して講演をしていただきました。

講演 会には,工学部をはじめ法文学部,農学部,安全管理室等全学から学生教職員あわせて約60人もの参加があり,竹内代表から,NPO法人の設立から ESD(持続可能な開発のための教育)活動の実践事例として,松山発の平和構築活動である放置自転車をモザンビークへ送る「銃を鍬へ」プロジェクトについ てお話がありました。さらに大量生産,大量消費,大量放棄の問題やリサイクルの推進,国際理解,平和などの視点をもって,小・中・高校生,大学生,社会 人,留学生から政府関係者まで様々な「ひと」の関わりを通して一緒に学び行動することが,公正で持続可能な社会へ向かうために必要であるとのお話がありま した。

講演会の後は,講師の竹内代表を囲んで井出敞工学部長,田中寿郎副工学部長・安全衛生委員長,一色健一事務課長をはじめ,工学部の教務関係の教員と親しく 懇談を行いました。竹内代表は,環境省の「持続可能なアジアに向けた大学における環境人材育成ビジョン」にも関わっておられることから,今後の環境人材育 成に対して,工学部が教育機関としてどのように関わりを持っていくことができるかについて,種々の意見交換を行うことができました。