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コラムニスト天野祐吉氏による講演会「顔の見える大学」を開催

平成16年6月25日(金)に、コラムニスト天野祐吉氏による講演会「顔の見える大学」を開催しました。

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講演する天野氏

天野祐吉(あまのゆうきち)氏  

コラムニスト・童話作家。
 1933年東京生まれ。創元社、博報堂などを経て独立、1979年に「広告批評」を創刊する。同誌の編集長、発行人を経て、現在は主にマスコミを対象とした評論やコラムを執筆、またテレビのコメンテーターとしても発言している。 主な著書に、「広告みたいな話」「嘘八百」「天野祐吉のCM天気図」「ゴクラクトンボ」「見える見える」「おかしみの社会学」「嘘ばっかし」「広告論講義」「天野祐吉のことばの原っぱ」「私説広告五千年史」など多数。  絵本に、「くじらのだいすけ」「ぬくぬく」「絵くんとことばくん」などがある。
 また、平成16年4月より本学経営協議会委員に就任。

メッセージ

 私が、松山南高校出身であることや、子規記念博物館館長であるとの縁から、平成16年4月から愛媛大学の委員をさせて頂いている。 私自身も大学と言うものに興味があって引き受けたが、まだ、愛媛大学の顔が見えない。
 スクールの語源は、ギリシャ語のスコーレ。学ぶことは遊ぶことであり、大学は色々な知の体験ができる面白いところ。 私は学ぶことが最高のレジャーと考えている。原点に返って、大学がこうあったらいいのにという点を、ここにいるみんなで考え、魅力ある愛媛大学にしていくことが大切。 それが、大学の顔づくりにつながる。「愛媛大学の顔」をどう作り、どう見せるか、そういった広告作りをみんなでしてはどうか。

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熱心に聞く学生、職員

image1正岡子規について
正岡子規の写真は横顔が多い。
伊予弁で言うよもだだと私は思っていたが、最近、どうも、単によもだだけで横顔の写真を取らせていたのではないことがわかった。子規さんは、反骨精神とユーモアを併せ持った愛嬌のある人柄だった。

 

職員から「よもだ」について質問があり、天野氏は、「よもだ」とは「良い加減」、伊予弁の良さが残っている素晴らしい言葉。肩ひじ張らず、ユーモアを持って生きる精神であると応答。ユーモアたっぷりの話術に、参加者がみな納得。

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マスコミから講演会の感想を聞かれ答える学生(この様子はテレビで放映されました。)

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天野さんには、気持ちよく今回の講演会をお引き受け頂きました。 今後もチャンスがあれば、直に学生、職員に声をお聞かせください。ありがとうございました。

広報室