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講演会「アフリカに生きる」を開催しました【5月24日(火)】

 平成28年5月24日(火)、国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センターとNPO法人愛媛大学校友会人材活用センターの主催で、アフリカの子ども支援活動家の相原功志氏を招き、公開講演会「アフリカに生きる」を開催しました。地域住民、学生、教職員等150人が参加し、会場のメディアホールは満員となりました。
 講演に先立ち、安川正貴副学長から、相原氏が医師として医療に携わりながらも、15歳の時に見たアフリカ飢餓難民の子どもの写真に衝撃を受け、あえて豊かな日本を離れ、アフリカの地で子ども支援に取り組んでいる勇気を称えた歓迎の挨拶がありました。
 続いて、相原氏と長女の望(のぞみ)ちゃんが、ケニアと日本の歌をダンスと手拍子で披露し、和やかな雰囲気で講演が始まりました。相原氏は、「ケニアで教育支援のための『キラキラ・プロジェクト』を立ち上げ、貧しい子どもを対象とした保育園・補習教室を運営し、優秀な子どもに奨学金を提供してきた。医師でありながら教育支援を行うのは、ケニアで小児科医として活動し始めた時に、現地の人たちが医師の言葉を理解できない状況に直面したからだ。学歴重視のケニアであるが、楽しい学びの場を提供し、子どもの自立を促し、才能を伸ばすことを目指している。子ども支援は未来を育てる仕事であり、次の世代が世界で活躍することを願っている。」と力強く述べました。
 参加者は、初志を貫いて活動を行う相原氏の話に、熱心に耳を傾けていました。また、講演会後には、アフリカの子どもたちを支援するためのチャリティーバザーも開催しました。
 本学には、現在アフリカ出身の学生が12人(うちケニア1人)が在籍し、農学や工学を学んでいます。また、モザンビークを国際交流の拠点国として、協定校のルリオ大学を中心に学術・教育交流を行っています。