平成18年3月27日(月)愛媛大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー4階会議室において、ビルゲイツ財団ダグラス・ホルツマン(Douglas A. Holtzman)博士によるセミナーを開催しました。
ホルツマン博士は、マラリアワクチン開発をはじめ、各種感染症対策(主にワクチンや治療薬)の開発・実用化を大規模にサポートしているビルゲイツ財団のシニアプログラムオフィサーで、これらの実用化を支援する責任者として現在世界中を飛び回っています。
今回は、「ビルゲイツ財団の感染症対策への取り組み」と題してビルゲイツ財団のプログラムの概要について紹介していただきました。発展途上国の人々を苦しめ続けているマラリアをはじめとする感染症を無くすことを真剣に考え、それに向けてビルゲイツ財団はどのように研究機関、企業、公的機関をサポートしているか、氏の経験をふまえた迫力満点の講演で、教職員、研究員、大学院生等から活発な質疑応答が交わされました。
無細胞生命科学工学研究センター事務室