平成27年12月12日(土)、教育学部≪科学イノベーション挑戦講座≫受講生が、中学生に科学のおもしろさを伝える先生役に挑戦しました。
科学イノベーション挑戦講座は、国立研究開発法人科学技術振興機構の次世代科学者育成プログラムメニューB採択事業として3年目の実施になります。
今回、科学イノベーション挑戦講座を受講する9人(3年生4人、2年生4人、1年生1人)が、松山市教育委員会・松山市中学校理科主任会おもしろ理科教室実行委員会主催の理科体験授業「おもしろ理科教室」で、先生役に挑戦しました。科学イノベーション挑戦講座での成果を報告し、これまで共同研究で取り組んできた「水あめづくり」の実験を中学生25人に体験してもらいました。
受講生9人は、発表の役割分担を話し合い、当日の資料を作成しました。また、中学生に講座の魅力を伝えるため、短時間で結果が出やすい「水あめづくり」の研究について体験してもらうことにしました。「水あめづくり」の実験の指導では、初めての先生役に戸惑いながらも、他の中学生にそれぞれ条件を変えた水あめを作ってもらいました。どの生徒も、70分間の実験で水あめづくりに成功し、受講生の先生役は成功だったと言えるでしょう。
自分が知っていることを他人に説明するのは難しいものです。中学生は、新たな経験を得て、今後に向けて大きく飛躍していくことが期待されます。
本内容は、2015年12月13日付愛媛新聞に「理科の先生役に挑戦」として掲載されました。