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JR四国連携事業「地域観光チャレンジ2021」最終審査会において、社会共創学部のチームが銅賞を受賞し、学長報告を行いました【10月27日(水)】

 令和3年9月24日(金)、JR四国と四国4国立大学(徳島大学、香川大学、愛媛大学、高知大学)が連携事業として行っている「地域観光チャレンジ2021」成果発表及び最終審査会が、高知大学を開催校としてオンラインで開催され、本学からエントリーした社会共創学部のチーム「内子班」が銅賞に選ばれました。これを受けて、令和3年10月27日(水)、メンバーの社会共創学部3年生の榎並千夏さん、平井千智さん、山川莉奈さんが仁科弘重学長に結果を報告しました。 

 昨年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により開催中止となった本企画ですが、4回目となる今年度は、各大学合わせて13チームがエントリーし、各大学の学内選考で2チームに絞り込まれ、計8チームがそれぞれ成果発表を行いました。

 本学からは、「内子班」と「チーム宇和島」の2チームが出場し、「内子班」は、「和紙から感じる古き良き内子」をテーマとして、伝統的な大洲和紙に注目して芭蕉和紙との比較からその特性をクローズアップし、和紙漉体験やギルディング体験を通して新たな魅力と今後の需要を発見する企画を発表しました。「チーム宇和島」は、宇和島市のまだあまり知られていない歴史(闘牛)や偉人(穂積陳重ら)、さらには食文化(宇和島鯛めし・じゃこ天)などの潜在的観光資源を掘り起こし、見る体験・学ぶ体験・作る体験の三位一体となった体験型ツアーを提案する「がいなまち宇和島(すごいぞ宇和島の意味)」を発表しました。

 成果発表後、「本物性・物語性・実現性・持続性・新規性・方向性」の6つの基準で審査が行われた結果、「内子班」が銅賞に選出されました。

 また、「チーム宇和島」の「がいなまち宇和島」は、佳作(5位)となりました。金賞・銀賞には、徳島大学の2チーム、銅賞には、「内子班」のほか香川大学の1チームがそれぞれ選出されました。

 なお、今回成果報告が行われた8つのプランは、令和4年1月にJR四国から市場展開される予定です。

 

地域観光チャレンジとは

四国4国立大学(徳島大学・香川大学・愛媛大学・高知大学)と四国旅客鉄道株式会社(JR四国)は、平成29年9月に四国の地域活性化をめざし、地域振興・観光振興・人材育成について連携協力する協定を締結し、地域に人を呼ぶ旅行プランの企画を進めています。具体的には、各大学の学生が地域の資源を調査し、それを地域振興や観光振興の素材として付加価値を付け、地域に人を呼ぶ観光ツアープランを提案し、JR四国が旅行商品として市場展開を行う「地域観光チャレンジ」に取り組んでいます。

<社会連携課>