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環四国サイクリングプロジェクト2021(オンライン国際交流&しまなみサイクリング)を実施しました【10月1日(金)、23日(土)】

 令和3年10月1日(金)、23日(土)、国際交流型リーダーシップ研修「環四国サイクリングプロジェクト(オンライン国際交流&しまなみサイクリング)」を実施しました。1日(金)に開催した「オンライン国際交流」には、本学学生26人、国立高雄科技大学(台湾)の学生21人及び教職員等関係者、合計53人が参加しました。また、23日(土)に開催した「しまなみサイクリング」には、本学学生及び教職員等関係者、合計33人が参加しました。

 本プロジェクトは、今年で4年目を迎え、日本と台湾の学生が共に「自転車」というコンテンツを用いて地域の歴史・文化等に触れるフィールドワークを行い、日台間の異同等に目を向けつつ、実社会において有用となるグローバルな感覚や、協働を促進するコミュニケーション・リーダーシップのあり方について実践的に学ぶことを目的としています。さらに、産学官連携事業として、愛媛県が推進する「自転車新文化」を両国の学生たちが広く発信することも目的の1つとしています。
 昨年度は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大予防の観点から、オンラインによる国際交流をメイン企画としていましたが、今年は、オンラインでの国際交流に加え、感染防止対策を徹底して、愛媛大学の学生が実際にしまなみ海道をチームでサイクリングし、そこで集めたリアルな情報を、高雄科技大学生にSNSを通じて伝えることで、さらに深く交流し、両国学生間の国や地域を超えた「深いつながり」を築く機会として実施しました。
 この「オンライン国際交流&しまなみサイクリング」は、コロナ禍においても日台の国際交流を継続させ、台湾学生とのつながりを強めたいという想いから、本学学生と参加者が2か月間をかけて、企画の段階から意見を出し合い、主体的に参画する運営方法で実施しました。

 第1弾の「オンライン国際交流」では、本学学生が「愛媛県内のサイクリング」や「気になる文化調べたよ!」、「日台の文化の違い(食事や交通手段など)」、「愛媛アナバ発見(愛媛の魅力)」、「サイクリング・愛媛超紹介(東予・中予・南予)」のプレゼンを行い、参加者から「初めて知ることも多かった」、台湾の参加者からも「いろいろな情報が盛り込まれていて面白かった」、「自国の情報を日本の学生から聞き、台湾の文化や考えがわかるようになったのが新鮮だった」という声を多く聞くことができました。

 

 第2弾の「しまなみサイクリング」では、実際に愛媛大学生26人がサンライズ糸山から来島大橋を自転車で渡り、大島と伯方島島内を5チームに分かれて、潮流体験や亀老山、よしうみバラ公園、伯方島ドルフィンファーム、カフェ巡りなどの行き先を組み合わせたコースを企画し、安全に隊列を組んでサイクリングを楽しみました。プロジェクトに参加して得られた成果として、学生から「南予で進めているプロジェクトに、このプロジェクトでの体験を活かしていきたい」、「チームで走る楽しさを発見した」、「今後の自分の進路を決める上で、今回参加した経験を活かして考えていきたい」などの感想や抱負が発表され、さまざまな目的をもって集まったこと、それぞれに意味のある成果があったことを共有することができました。

 

 また、終了後も、高雄科技大学学生らと、SNS上で写真のやり取りを行うなどの継続した交流が行われ、来年の夏に開催予定の「香川・小豆島うどんサイクリングプロジェクト」で会おうと強く心に誓うイベントとなりました。

<教育企画課>