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三輪田米山展記念講演会を開催しました【12月8日(日)】

平成25年12月8日(日)、教育学部、ミュージアム及び図書館主催で、三輪田米山(みわだべいざん)の顕彰及び米山展の記念イベントとして、三輪田米山展記念講演会を開催しました。

 三輪田米山は、明治維新をはさんだ激動の時代に生きた、伊予松山の神官であり書道家です。全国には、その豪快でエネルギーに満ちた書の熱狂的なファンが大勢います。本学は、故浅海蘇山元愛媛大学教授の尽力により、米山日記等の関連資料を多数所蔵しており、その縁で愛媛大学ミュージアムにおいて特別展示をしています。今年は、第4回三輪田米山展として「二行書 氣韻生動」を平成26年1月末まで開催中で、今回の講演会はこれを記念して開催したものです。
 記念講演では、米山顕彰会会長として米山の研究に関わっている三浦和尚教育学部長が、「私と米山 私の米山」と題して、自らの米山への熱い想いや、米山の書を地域性や時代背景などの切り口から語りました。会場には、県内外から米山ファンら約160人がつめかけ、三浦学部長の語る「地域における米山」、「私の好きな米山」及び「米山について思うこと」について、熱心に耳を傾けました。参加者からは、「多くの例をスライドで見せていただきながら話が聞けて、米山の魅力がよくわかった。」、「米山の書は、当時から松山の文化度が高かったために大切に保存されていたことがわかり、地域に愛される米山であったことに感動した。」などの声が寄せられました。<図書館>