お知らせ

米国の短期交流学生が2週間の研修を修了しました
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授業の一コマ

 平成27年5月18日(月)〜29日(金)、本学国際連携推進機構国際教育支援センターで、アメリカ・イリノイ州シカゴ郊外にあるジョリエットジュニアカレッジ(JJC)の日本滞在研修プログラムを行いました。
 来松した学生13人は、引率のエリック・ゴーダー教員及び本学のルース・バージン教授の指導の下、学生パートナーの支援を受けながら、様々な活動を通じて日本と自国の文化の比較研究を行いました。
 滞在期間中には、道後温泉や砥部町、内子町等、各地を見学し、広島平和記念公園では自ら折った千羽鶴を捧げ平和を祈りました。週末を利用したホームステイでは、「日本の暮らし」を体験し、初の試みとなった市立味酒小学校水軍太鼓クラブとの交流では、児童と共演できるまで集中して取り組みました。また、学生や地域ボランティアの支援を受け、剣道、浴衣の着付け、茶道等にも挑戦し、多様な日本文化を体感することで、これまでの知識以上に理解を深めていきました。

 

 また、日本の洋菓子の現状を知るという目的を持って来日した調理学専攻の学生は、市内の洋菓子店でのインターンシップを実現させ、その一端に触れる事ができました。
 最終日には、グリーンホール横の中庭で、研修の成果をグループ毎にポスターセッションとして発表しました。天候にも恵まれ、会場は留学に興味のある学生などの多くの来訪者で賑わい、英語による活発なコミュニケーションが行われました。

 

 2週間という短い期間でしたが、提供した活動内容の多様さから、昨年に続き2度目の参加者も含め、大変満足度の高いプログラムだったと好評を得ることができました。漠然とした夢だった日本への長期留学を具体的に検討する足がかりにもなったようです。また、自身の学生が日頃の英語学習の成果を生かす試みとして、この機会を利用した本学英語教育センターの教員もいました。
 今後も、本センターでは、このようなプログラムを通して協定大学との交流を深め、双方の学生にとって実りある学習の機会を提供したいと考えています。