平成26年2月21日(金)、国立オリンピック記念青少年総合センター国際会議室で表彰式が行われ、教育学部附属特別支援学校の山上博彦副校長が、文部科学省初等中等教育局内藤敏也児童生徒課長から表彰状を授与されました。
今回の文部科学大臣表彰は、学校の部では小学校22校、中学校31校、高等学校34校、特別支援学校7校、団体の部で8教育委員会及び6PTA団体等が受賞しました。教育学部附属特別支援学校においては、これまでの次のような取組が評価されました。
○組織的・体系的なキャリア教育の推進
・卒業後の「働く生活」を実現するために、発達段階に応じて身につけることが期待される能力・態度や、各部・学年間の系統性や関連性を明らかにした「キャリア学習プログラム」及び「キャリア教育全体計画」の作成
・教科、指導の形態ごとに「キャリア教育の視点に立った年間指導計画」の作成
・全教職員共通理解の下での小・中・高等部12年間の一貫した取組
○関係機関との連携
・愛媛大学と連携した新しい作業種の開発や、年間を通じた大学における作業学習の実施
・制作活動等における専門家の招へい・指導等、地域・産業界と連携した質の高い体験を学習に取り入れることにより児童生徒が働くことに対する夢や憧れを持ち、自らの生き方を真剣に考えることのできる授業の実践
・保護者や地域社会、関係機関等に対する、キャリア教育への理解促進の働き掛け
・保護者や地域社会、関係機関と連携・協力しながらキャリア教育を進めるためのリーフレットの作成、活用
国立大学附属学校の中では、本教育学部附属特別支援学校が唯一の受賞となりました。この受賞を励みに、今後さらにキャリア教育・就労支援の充実に取り組んでいきます。
リーフレット「知的障害のある子どものキャリア教育」(PDFファイル 636KB)
<附属学校園>