平成28年9月9日(金)、農学部キャンパスで、平成28年度愛媛農林水産業スゴ技マッチング交流会(大学院農学研究科、愛媛県農林水産研究所共催)を開催し、学内外から約150人が参加しました。
本交流会は、愛媛の革新的な技術開発を推進するために、基礎技術やシーズ技術を開発する大学と生産現場での実用化技術や品種を開発する県農林水産研究所が、愛媛のスゴ技を有するものづくり企業と協力し、それぞれの研究成果やスゴ技・新商品を紹介して連携強化を図るとともに、生産現場の指導者等に対する最新の研究情報の提供や商品開発に対する意見交換を行うことを目的として開催したものです。
始めに、農学研究科長、愛媛県農林水産部農業振興局長の挨拶の後、愛媛県経済労働部産業支援局の関口訓央局長から、愛媛県における農林水産業に関連した産学官連携について講演がありました。
その後、社会連携推進機構の仁科弘重機構長から「愛媛大学のビジョン・戦略と地域資源を活用した産学官によるイノベーション」、農学研究科の菅原卓也教授から「地域資源の保健機能評価と機能性食品開発」との演題で、記念講演がありました。
記念講演終了後は、会場を展示ブースに移し、農学研究科、愛媛県農林水産研究所、ものづくり企業等から出展のあった合計40の研究成果やスゴ技・新商品等について、担当者らが熱のこもった紹介・説明を行っていました。会場は出展者や参加者で大変な賑わいを見せ、産学官の活発な意見交換と交流の場となりました。