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大学院理工学研究科のYayu I. Arifinさんらと末岡裕理さんらが、「第23回環境地質学シンポジウム」で「奨励賞」を受賞しました【11月30日(土)】

 平成25年11月29日(金)、30日(土)、産業技術総合研究所(つくばセンター)で開催された「第23回環境地質学シンポジウム」において、大学院理工学研究科博士後期課程1年のYayu I. Arifinさんらと末岡裕理さんらが「地質汚染-医療地質-社会地質学会奨励賞」を受賞しました。

 地質汚染―医療地質―社会地質学会では、本学会が主催する「環境地質学シンポジウム」における研究発表(口頭発表・ポスター発表)に対し、「地質汚染―医療地質―社会地質学会優秀講演賞」及び「地質汚染―医療地質―社会地質学会奨励賞」を設けて表彰しています。このうち、講演賞は、環境地質学等の発展や進歩に貢献する優れた研究発表を行った正会員に対して授与され、奨励賞は、優秀な成果が期待される意欲的な発表をした学生や大学院生、研究生等若手研究者に対して授与されます。
 今回開催された第23回環境地質学シンポジウムでは、43件の研究発表に対し、1件の講演賞及び2件の奨励賞が選出され、Yayu I. Arifinさんらと末岡裕理さんらが奨励賞を受賞しました。
 Yayu I. Arifinさんは、同研究科の榊原正幸教授、国際連携推進機構の高倉清香研究員並びにゴロンタロ大学のMohamad Jahja講師、Fitriane Lihawa講師及びMarike Machmud講師との『Artisanal and small scale Gold Mining in Gorontalo Utara regency, Indonesia』に関する共同研究の結果を発表したところ、インドネシアゴロンタロ州における小規模金採鉱での環境問題についての取組が評価され、今回の受賞となりました。
 また、末岡裕理さんは、同研究科の榊原正幸教授との共同研究による『西南日本廃止鉱山残土堆積場における製錬スラグ風化過程の解明』について発表を行い、西南日本廃止鉱山残土堆積場に廃棄されている製錬廃棄物の環境リスク評価に関する取組が評価されて、今回の受賞に至りました。

<理学部>