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大学院理工学研究科の内藤俊雄教授が第2回「材料科学と工学の国際会議」でExpert Presentationsに選ばれました【10月7日(月)〜9日(水)】

平成25年10月7日(月)〜9日(水)、アメリカ合衆国・ラスベガスで開催された第2回「材料科学と工学の国際会議」で、大学院理工学研究科の内藤俊雄教授が招待講演を行い、すべての口頭発表の中からExpert Presentationsに選ばれました。

 内藤教授の研究室では、紫外線を当てると磁性と伝導性を発揮し、光を消すと元の非磁性絶縁体(伝導性も磁性もない状態)に戻る物質を昨年発見しました。この発見が世界的に注目され、国内外から招待講演の依頼が続いています。その一環として、今回アメリカで開催された上述の国際会議で依頼を受けて講演したところ、Expert Presentations(特に完成度の高い発表)に選ばれました。
 この国際会議は、アジア、アフリカ、欧米、オセアニアなど世界中から産官学の研究者が大勢参加しました。その中で、この賞をもらったのは19人で、日本人は2人です。
 当該の研究は、理工学研究科の小原敬士准教授、小西健介准教授、総合科学研究支援センターの森重樹特任講師との共同研究でもあり、平成23年度化学科卒業生の烏谷知明さん以来、内藤研究室で受け継がれている主流の研究テーマでもあります。今年度も優秀な卒業研究生たちが、関連するテーマに取り組んでいます。また新たな発見で世界を驚かせたいと、教員・学生一丸となって日夜頑張っています。

講演タイトル:Reversible and simultaneous control of conduction and magnetism in organic materials by UV irradiation

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賞状

<理学部>