愛媛大学図書館では、所蔵する三輪田米山の「六曲一双屏風」について、より多くの人々に知っていただくために、この作品(12枚)を葉書にしました。
完成した葉書のもとになった「六曲一双屏風」は、松山市の旧家が昭和の初め頃に家を建て替えたとき、表具屋から求めたもので、平成23年秋、研究に役立つものならばという所有者のご意志により、本学が譲り受けた名品です。この葉書は、原作品の墨量・墨の濃度などを忠実に再現しており、多くの米山ファンの方々に手にとって鑑賞していただけるものとなっています。
なお、この葉書は「澄心齋松山店」(松山市花園町7-2 電話089-933-2356)で販売しています。6枚組が2種類あり、1セット630円です。
※三輪田米山は、1821年（文政4）年1月、伊予松山の日尾八幡神社神官・三輪田米山清敏の長男として生まれ、1908（明治41）年11月に88歳で没した伊予の神官です。28歳の時に父が亡くなってから家督を継ぎ、終生久米の一神官・書家として、その生涯を貫きました。
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- 「六曲一双屏風」葉書
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- 葉書のもとになった「六曲一双屏風」
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