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大学院理工学研究科の沖光脩さんが「第7回分子アーキテクトニクス研究会」で若手奨励賞を受賞しました【10月21日(金)】

 平成28年10月20日(木)~21日(金)に福岡県春日市で開催された、第7回分子アーキテクトニクス研究会で、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の沖光脩さん(有機化学研究室)が、ポスター発表で若手奨励賞を受賞しました。
 この若手奨励賞は、本研究会でポスター発表を行った35歳以下の学生および博士研究員の中から選出されるもので、今回は、審査対象となる50件の中から3件選出されました。
 今回受賞した研究は、「ポスト・ナノカーボンを志向したπ拡張アザコロネン類縁体の合成」です。アザコロネン類は、窒素原子を含むπ平面が大きく拡張された有機π電子系化合物の一つであり、安定な酸化還元特性を示す事から、ナノグラフェン類に代わる有機エレクトロニクス素材としての応用が期待されています。
 今回、沖さんは、大きく歪んだ新規π拡張アザコロネン類縁体の合成に成功し、その結晶構造を明らかにするとともに、酸化還元特性や光学特性などの基礎物性を明らかにしました。この研究成果及び発表での質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。
 本若手奨励賞の受賞者は、来年度の分子アーキテクトニクス研究会において招待講演を行うことが決まっています。

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