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「ママとサイエンス」を開催しました【8月11日(日)】

平成25年8月11日(日)、松山市男女共同参画推進センター「コムズ」と女性未来育成センターが共催で「ママとサイエンス」を開催し、小学校1年生〜4年生の児童と保護者の方を対象に理科実験を行いました。

 今回は過去最多の81組の応募があり、その中から抽選で選ばれた27組が参加しました。
 愛媛大学理系女子学生グループ「サイエンスひめこ」の田中彩果さん(大学院理工学研究科数理物質科学専攻)が、担当の前原常弘教授の協力のもと、コムズとともにイベント内容を企画し、さらに当日は講師も務めました。
 最初に、田中さんが電池についての説明を行い、さらに電子メロディを使った果物電池の演示も行いました。実験では、児童が保護者の手を借りながら、一生懸命に電池を作る姿や、電池についてよく知らない小学1年生の児童でも、プラス極とマイナス極を考えながら導線を合わせ、通電の確認をする姿が見られました。電池を2本作り、1本と2本のときで電流の強さを比べたり、ソーラーモーターが速く動いたり、電子メロディが大きな音で鳴ったときは歓声があがりました。最後に、児童が作成した備長炭電池でLED電球を付けた東京スカイツリーを点灯しました。
 実験中や実験後に、色によって明るさが異なるLED電球について自分なりの考えを話したり、直列つなぎと並列つなぎのときの豆電球の明るさを自分で確かめたりする児童もいて、子どもたちの理科への興味喚起に繋がったのではないかと思います。
 3度目となる今回も「サイエンス」というものを身近に感じ、またそれを楽しんでもらえた時間となったのではないでしょうか。女性未来育成センターでは、今後も「サイエンスひめこ」とともに中高生や小学生への理系への興味喚起に貢献していきたいと思います。

<女性未来育成センター>