平成25年7月26日(金)、学長室で、愛媛大学「学生による調査・研究プロジェクト(プロジェクトE)」での研究成果が松山市の観光振興に寄与したとして、野志克仁市長から学生に感謝状が贈呈されました。
プロジェクトEの活動として、理学部生物学科の学生が「松山城山の鳥類相及び植生の変化について 〜城山の自然を伝える活動〜」と題して、松山城周辺に生息する鳥類、昆虫や植物などの調査を行い、その一環として、水彩画で鳥類等のイラストを描き、鳴き声や特徴などを子どもにも分かるように解説した「松山城山(しろやま)自然観察マップ」を作成し、松山市に寄贈しました。この自然観察マップは、松山城ロープウェイ・リフト乗り場で配布され、観光客や市民から「分かりやすい」「親しみがもてる」など大変評判が良く、あっという間に在庫がなくなりました。
今回の感謝状贈呈にあたり、松山市長からは、「大変すばらしいものを作っていただき、ありがとうございます。このマップは、子供だけでなく大人も活用できると評判も上々です。」との言葉がありました。
学生からは、「私たちの活動が認められたことは、とても光栄なことであり、うれしい。この自然観察マップを多くの市民の方が手に取って利用して欲しい。多くの人の協力があり完成させることができ、感謝しています。」などのコメントがありました。
<プロジェクトE調査・研究グループ>
代表者 理学部生物学科3回生 渡辺 奈央
〃 八塚 敦輝
〃 阿部 博文
〃 若崎 沙織
〃 吉見 翔太郎
※贈呈式には4人が出席し、1人は都合により欠席となりました。
<教育学生支援部>