!

重要なお知らせ

お知らせ

防災情報研究センターがネパール制憲議会議員や大学副学長等を対象にヒマラヤ水系の環境保全と防災に関するフォーラムを開催しました【11月24日(木)】

 愛媛大学防災情報研究センターでは、平成23年11月24日(木)にネパールのカトマンズ市で、ネパール制憲議会議員やネパール各大学の副学長、さらに防災関連NPO代表など、約90人の参加を得て、ヒマラヤ水系の環境保全と防災に関するフォーラムを開催しました。

 議長はマダブ・ネパール元首相で、基調講演を矢田部龍一センター長が行いました。基調講演では、ヒマラヤ水系の防災や平和構築などの分野でネパールが主体的に果たすべき役割が指摘されました。また、フォーラムを通して、ヒマラヤ水系の環境保全と防災に関わるNGO設立についての議論がなされ、本学理工学研究科ネトラ助教やランジャン客員准教授、さらにガンガラル前ネパール文部大臣が話題提供をしました。

 その他、前日の23日(水)にはネパール政府関係者や大学の研究者等とヒマラヤ水系の防災に関わるシンポジウムを開催するとともに、ヒマラヤ水系国際地すべり学会の設立総会も盛会裏の内に挙行しました。また、26日(土)にはニューデリーのSDMC(南アジア地域協力連合の自然災害管理センター)と南アジア8カ国での防災研究、防災教育の展開に関わる連携会議を開催しました。
 今後、防災情報研究センターでは、ネパールをフィールドとして得られた研究成果を広く南アジアに展開できることになりました。

 

<広報室>