平成28年12月15日(木)、農学部キャンパスで、平成28年度愛媛大学大学院農学研究科研究推進セミナーを開催しました。
本学は、地域との共同研究を積極的に推進していくことを目標としていることから、「地域の強みを生かした共同研究」というタイトルで、愛媛県農林水産研究所果樹研究センター長の矢野隆氏と同研究所企画環境部長の三好孝典氏に講演を行っていただきました。矢野氏からは、落葉果樹に関する研究に関して、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業への応募での採択、不採択の経験から、大きなシーズと文章力が必要であるとのお話がありました。三好氏には、漢方薬抽出物の持つ抗カビ活性を利用した柑橘類の品質及び鮮度保持の研究について紹介していただきました。
今回のお二人のお話は、愛媛県を代表する果物の生産向上、品質維持を目指したもので、教員からの質問もあり、今後の地域との共同研究を計画する時に参考になる、貴重な講演となりました。
<農学部>