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附属病院などが、第12回愛媛地域医療連携ネットワーク研究会を開催しました【6月16日(土)】

平成24年6月16日(土)、愛媛大学医学部附属病院、愛媛地域医療連携ネットワーク会議などは、愛媛大学南加記念ホールに於いて第12回愛媛地域医療連携ネットワーク研究会を開催しました。

 今回12回目となる愛媛地域医療連携ネットワーク研究会は、フリーディスカッション形式で開催しました。最初に、谷向知愛媛大学大学院医学系研究科准教授が講師となり、「認知症を地域で支えるということ〜安心して暮らせる町づくりには何が必要か?〜」と題した基調講演を行いました。

 講演の中で、谷向准教授は、「高齢化に伴って認知症は増加している。ひとたび認知症が発症すると、自動車運転に伴うリスク、万引きなどの買い物の問題、財産管理などの権利擁護問題が発生する。これらは法的な取り組みが必要である。また、介護者への支援も重要である。これらの問題について、地域全体の支援が必要であり、愛媛県下においても取り組みが進みつつある。認知症患者を支えるためには、家族、福祉、医療がよい連携をすることが大切である」などの内容について、話しました。

 休憩をはさみ、コーディネーターに伊賀瀬道也愛媛大学医学部附属病院抗加齢センター長、助言者・司会者に谷向准教授、パネリストに大澤有次氏(畑野川歯科診療所)、浅見千代美氏(松山赤十字病院認知症看護認定看護師)、喜井茂雅氏(一般社団法人愛媛県地域密着型サービス協会副理事長)、谷岡福男氏(公益社団法人認知症の人と家族の会愛媛県支部)をお招きし、意見交換しました。

 愛媛地域医療連携ネットワーク研究会は、年内に次回の研究会を予定しています。

<医学部>