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医学部附属病院が、第21回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました【11月9日(金)】

 平成24年11月9日(金)、医学部臨床第2講義室で、独立行政法人国立病院機構四国がんセンター看護師であり、がん化学療法看護認定看護師でもある森ひろみ先生と、防衛医科大学校病院腫瘍化学療法部長の市川度先生を講師に迎え、第21回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました。

 大腸がんは近年増加傾向に有り、当院外来化学療法施行疾患で最も多い癌腫となりつつあります。長期の化学療法が必要なこの疾患は、患者マネージメントが極めて重要な問題であり、森先生は、この注意点を四国がんセンターでの施行経験を交え、詳細に解説しました。
 また、当講演会で2回目のご講演となった市川先生は、この疾患において、国内外で施行された臨床試験を詳細に解説し、解析結果の吟味には、患者の生存のみならず、患者自身の持つ様々なファクター(社会背景やQOL等)を加味した考察が必要であること、また、施設での治療成果の向上には、多職種が関与する集学的治療が重要であると述べました。
 会場の皆さんは、メモを取りながら傾聴していました。講演会終了後、座長である本学医学部附属病院腫瘍センター児島洋副センタ―長や、会場の医療者を交え、活発な意見交換が行われ、がんの診療を行う医療者にとって貴重な講演会となりました。

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