お知らせ

平成23年度第2回教育コーディネーター研修会を開催

平成23年6月30日(木)に平成23年度第2回教育コーディネーター研修会を開催しました。

 本学の教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育効果の検証、教員の教授能力向上などの活動において中核的な役割を担っています。教育コーディネーター研修会は、各教育コーディネーター間の意思疎通や、教育改革の方向性について共通認識を図ることによって、全学的に一体感のある教育改革を推進することを目的として実施しています。
 今年度の研修会は、「共通教育におけるジェネリックスキル(汎用的能力)育成」をテーマとしており、第2回目の開催となった今回は、各学部別に、共通教育におけるジェネリックスキル育成科目の開発を行いました。今回は、教育学生支援部の職員がオブザーバーとして参加し、愛媛大学の教育改善の方向性を共有しました。
 研修会では、まず、弓削俊洋教育・学生支援機構長より「愛媛大学における学士課程教育の構築」と題し、共通教育のカリキュラム改編に向けた提案が行われました。続いて、教育企画室山田剛史准教授より「データから見る正課・準正課教育におけるジェネリックスキルの獲得差異」についての報告がありました。さらに、既に学内において準正課教育として実施されている、ジェネリックスキル育成の取組事例の報告が行われました。
 後半では、教育コーディネーターが学部別に分かれ、共通教育におけるジェネリックスキル育成科目開発ワークショップに取り組み、検討した新たなジェネリックスキル育成科目案の発表が行われました。
 最後に、弓削機構長から、カリキュラム改編に向け、次回「国際化に伴う大学生に求められている能力」について検討することが説明されました。

※準正課教育:正課教育と正課外教育の中間に位置すると考えられる取り組み

<教育学生支援部>