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医学部看護学科が平成21年度第5回実習連絡協議会を開催

平成22年2月27日(土)、医学部看護学科は、いよてつ高島屋7階キャッスルホールにおいて「看護職のキャリア開発〜自らのキャリアを豊かにするために〜」というテーマで、平成21年度第5回実習連絡協議会を開催しました。

 会議は、中村慶子看護学科長の開会の挨拶で始まり、その中で「看護職になぜキャリアなのか」と看護職のキャリア開発の意義を強調しました。続いて、聖隷浜松病院の勝原裕美子副病院長兼総看護部長が「生き方を引き受けるキャリア」というテーマで、基調講演を行いました。勝原副病院長兼総看護部長は、英文科卒業後看護大学に再入学した体験を基に話され、受講者は「過去の私があるから今の私がある、今の私があるから未来の私がある」「キャリアはネットワーク」という言葉に頷いていました。
 休憩後、陶山啓子教授の司会で、「看護職としての歩み」というテーマでパネルディスカッションを行いました。本学の教員と卒業生3人がパネリストとして登場し、まず井上仁美助教が、在学中に行っているキャリア面接と、卒業生へのアンケートをもとに、現在大学卒・大学院卒の看護師が現場でどういう困難に直面しているか、今後看護師達に必要な支援は何か、について説明しました。卒業後病院に勤務し、結婚・出産後に訪問看護師を続けている平岡真由美さん(3期生)、四国がんセンターで最初の男性看護師となり、がん看護に取り組んでいる紣谷(くきや)和秀さん(6期生)、本学附属病院で看護師をしている西部智津さん(7期生)から、「なぜ看護職になったか」「現状はどうか」「毎日何を考えているか」「将来どうなりたいか」など、現場体験に基づく話がありました。
 続いてディスカッションの時間では、活発な意見交換が行われ、本学の教員は看護の現場で重要な役割の担い手となっている卒業生の姿に感心を深めたようでした。
 この実習連絡協議会は、愛媛大学教育改革促進事業(愛媛大学GP)に選ばれています。

<医学部>