お知らせ

「SPODシンポジウム2010」を開催

 平成22年11月25日(木)、愛媛大学南加記念ホールにおいて、「SPODシンポジウム2010」を開催しました。本シンポジウムは、FDの先進国である英国から講師をお招きし、「大学改革を進めるために、アカデミック・リーダーに求められる役割」をテーマに、大学、短期大学及び高等専門学校の学長、校長、理事等アカデミック・リーダークラスの方々や今後リーダーを目指す教職員を対象として開かれました。参加者は約100人にのぼり、SPOD加盟校はもとより、全国からもお集まりいただきました。
 柳澤康信学長の挨拶のあと、英国キングスカレッジ学習研究所所長ポール・ブラックモア先生より、「アカデミック・ディベロップメント」という概念を用いながら、アカデミック・リーダーに求められる役割について「大学におけるアカデミック・リーダーの役割と課題」と題する講演をしていただきました。次に、SPOD加盟校の事例として、高知工科大学佐久間健人学長、徳島大学香川征学長から、本テーマに関するそれぞれの大学における取組を紹介していただきました。引き続き行われた総合討論では、高知大学深見公雄教育担当理事、聖カタリナ大学ホビノ・サンミゲル学長、徳島工業短期大学山本哲彦学長からの発言により、活発な意見交換が行われました。最後に、香川大学一井眞比古学長から、「SPODの継続性が重要であり、発展させていきたい」との挨拶をいただきました。
 SPODでは、今後も教育改革を担う教職員の能力開発も積極的に進めて参りますが、それと並行して、今回のような教育・学生支援に関わる組織の構造や、組織間の関係をより機能的なものにするための取組もさらに進めてまいりますので、ご期待ください。

<教育学生支援部>