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日本語ミュージカル劇団「en塾」愛媛公演に合わせ、50人のインドネシア人大学生を受入れました【4月2日(日)~8日(土)】

平成29年4月2日(日)から8日(土)までの7日間、愛媛公演のため来日していた劇団en塾のインドネシア人大学生50人を愛媛大学で受入れ、交流プログラム等を実施しました。

 劇団en塾とは、インドネシアの首都ジャカルタで、日本文化に親しむインドネシア人大学生らによって立ち上げられた、全編日本語のミュージカル劇団です。「桜前線プロジェクト」と名を打ち、毎年桜の季節に50人規模のインドネシア人大学生が来日しています。今回は四国初の松山公演となり、数多くのインドネシアからの学生受入れの実績のある愛媛大学を訪れ、交流を行いました。

 劇団員は、2日(日)に来県し、東日本大震災の被災地を応援しようと作ったオリジナルソング「桜よ」を城山公園での春祭りステージ、道後温泉本館前、からくり時計前などで披露しました。

 3日(月)午前は、本学教育学部国際理解教育コース、法文学部総合政策学科の学生を始めとする10人のボランティア有志が松山城などを案内しました。また松山城では桜の下で昼食を取り、お花見を体験しました。その後、en塾代表メンバー10人で、中村時広愛媛県知事と、梅岡伸一郎松山副市長を訪問しました。

 午後からは、本学教育学部附属中学校章光堂にて、音楽教育音楽科 楠俊明 准教授が率いるミュージカルグループ楽友会の学生らと、交流プログラムを実施しました。日本語とインドネシア語を織り交ぜた曲「ラササヤン」をお互いの母国語で教えあったり、田邉隆名誉教授のオリジナルソング「出会い」、en塾オリジナルソング「桜よ」の合同の練習を行いました。国の有形文化財としても登録されている歴史のある章光堂で、劇団員は広がりのある音響と学生との交流の時間を楽しみました。本プログラムには、「世界のミュージカル」について研究を行う附属高等学校の生徒も参加しました。

 同日、上甲俊史愛媛県副知事、野志克仁松山市長等の出席の下、大学会館にて開催された劇団en塾歓迎夕食会では、 「One by One ~ミュージカルLion Kingより~」を楽友会が披露したあと、合同練習した楽曲のコラボパフォーマンスを行いました。会場に来ていた参加者からのアンコールに応え、披露した楽曲「ダンシング・インドネシア」では、会場内にいた参加者も一緒に踊りだすなど、賑やかな宴となりました。

 5日(水)は、松山市民会館中ホールで、「蓮池伝説~The Legend of Lotus~」が上演され、540人の満員の観客で埋め尽くされました。公演前日のリハーサルや学生交流プログラムにも、メディア関係各社が取材に訪れ、四国初のen塾公演の盛り上がりが伝えられました。

 来年3月に実施される社会共創学部でのインターンシップでは、訪問先の一つに「en塾」も加えられ、さらに愛媛大学とインドネシアの学生との交流が深まるものと期待しています。
 本プログラムの実施にご協力くださった本学内外の関係の皆さまに、心からお礼を申し上げます。

<国際連携課>