平成29年7月10日(月)、インドネシアの協定校である国立ゴロンタロ大学および近隣のボネボランゴ県、北ボアラン・モンゴウドウ県、ブオル県から、大学長、県知事ら15名が本学を訪問し、協定締結式および学長表敬訪問を行いました。本学は、設立間もないゴロンタロ大学の支援をインドネシア戦略の一つの方針として掲げ、ゴロンタロ大学理学部に地質学科を立ち上げ、研究支援員の派遣、実験機器や書籍の寄贈等を通して、教育環境の充実のために精力的に支援を行ってきました。
第3回目の更新となる本学とゴロンタロ大学の協定締結式で、大橋裕一学長は、「今回の協定更新を機に、両大学の学生が協働で地域課題の解決策の実施に取り組むことで、グローバル人材としての育成につなげていきたい」と展望を述べました。一方、今回4度目の来学となる国立ゴロンタロ大学シャムス・カマル・バドゥ学長は、これまでの本学からの継続的な支援に感謝の意を表し、さらなる交流促進に期待を寄せられました。
本学は今後も、社会共創学部を中心とした海外フィールドワークおよび国際共同研究の実施を通して、ゴロンタロ大学およびゴロンタロ州との学術交流を推進してまいります。また来春には、松山春まつりへの参加を目的として、ゴロンタロ州から数十名の派遣団が松山を訪問することが予定されており、学術のみならず、文化・芸術分野にわたる幅広い交流の開始が期待されています。
<国際連携課>