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国際写真俳句フェスティバルで、法文学部の今泉志奈子教授が、通訳・コーディネーターを務めました。【2月3日(土)】

 平成30年2月3日(土)に、松山市立子規記念博物館で開催された、国際写真俳句フェスティバルで、法文学部の今泉志奈子教授が、通訳・コーディネーターを務めました。

 今泉教授は、コンテストで入選した英語俳句の朗読、日本語俳句の英訳のほか、審査員を務めた俳人の夏井いつき氏とデビッド・マクマレイ教授(鹿児島国際大学)による最優秀4作品の講評をコーディネート。マクマレイ教授による英語俳句を朗読することで味わう鑑賞法についてのトークを通訳し、審査員のおふたりと会場とを結びました。

 また、フェスティバルの最後に登壇した前欧州連合(EU)大統領で現在は日本・EU俳句親善大使としても活動しているヘルマン・ファン・ロンパイ氏と夏井いつき氏との「俳句の未来」をめぐる対談もコーディネートしました。「俳句は世界を平和にしますか。俳句は世界を救うとお考えでしょうか。」という夏井氏の問いに対する、ファン・ロンパイ氏の答え「俳句の最大の魅力のひとつは、わかりやすさ。その短い詩形に想いをのせようとすることで、人はとても正直になれる。そしてその正直な心は、「真実後の時代 (post-truth era)」と呼ばれる現代が見失いがちな本当に美しいものを見極める力を心に育むと思う」を通訳し、会場につめかけた400名とともに俳句とHaikuの可能性について想いを分かち合いました。

 
 当日の様子は、翌日の夏井いつき氏のブログにおいても掲載され、今泉教授についても紹介されました。

『夏井いつきの100年俳句日記』「2018 国際写真俳句フェスティバル~ファンロンパイ氏との対談」

【以下、一部抜粋】
「会場に来て下さっていた皆さんには言わずもがなのことではありますが、欧州連合(EU)欧州理事会議長に初代として就任し2期5年務められました。欧州連合(EU)がノーベル平和賞を受賞した時のプレジデントでもあります。当日はこんな感じ。通訳を愛媛大学の今泉先生が務めて下さいました。彼女は素晴らしいです!未来というのは、こんなふうに広がっていくのだなあと思う一日でした。」

俳都・松山を拠点として、俳句・Haikuの魅力をグローバルに発信していくために、法文学部の教員・学生のますますの活躍が期待されます。
 
※写真は、俳人で、2017年開催の第6回写真俳句コンテスト英語課題句部門の優秀賞受賞者である
 キャサリン・パンコースト・ナガムラ氏撮影。
<法文学部>