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お知らせ

愛媛大学と県内経済団体がルーマニアを訪問し、学術交流協定の更新と文化交流を行いました【10月21日(日)~10月29日(月)】

 平成30年10月21日(日)から10月29日(月)の期間、杉森正敏副学長一行がルーマニアを訪問し、国立ブカレスト大学及び国立バベシュ・ボアイ大学と学術交流協定の更新を行うとともに、愛媛県松山市からクルージュ・ナポカへ桜の苗木100本の贈呈を行いました。

 今回の訪問団には、杉森副学長のほか、愛媛経済同友会観光振興委員長の門田実氏、松山商工会議所国際交流委員長の佐川正純氏、本学特命アンバサダーの清水史教授、学長特別補佐の隅田学教授ら9人が参加しました。

 

 10月22日(月)午前、本学附属高等学校と交流協定を締結している国立イオン・クレアンガ高校を訪問し、フロリカ校長から、これまでの交流に対して訪問者各位に感謝状が授与されるとともに、クレアンガ高校生から松山で学んだことの日本語プレゼンテーションがありました。

 午後は、ブカレスト大学を訪問し、ドゥミトル学長、アンカ日本文化センター長らと今後の学術交流と学生交流について協議を行い、学術交流協定の更新を行いました。

 10月23日(火)、在ルーマニア日本国大使館の渡部隆彦代理大使を表敬訪問しました。これまでの本学とルーマニアにおける大学間交流を報告するとともに、26日にクルージュ・ナポカで行われる桜の贈呈式への参列に謝意を表しました。

 10月25日(木)、クルージュ・ナポカの国立クルージュ・ナポカ農獣医大学を表敬訪問しました。本年1月末に松山から移送した「陽光桜」の苗木を管理いただいている同大学の広大な農場を視察するとともに、コルネル学長、クラウディ植物センター長らと今後の交流に向けた農学分野での共同研究について意見交換を行いました。

 10月26日(金)、大ルーマニア統一100周年記念の一環として、松山よりクルージュ・ナポカへ桜100本贈呈のセレモニーに参加しました。訪問団を代表して清水特命アンバサダーがエミル市長とともに、クルージュ・ナポカのセントラルパークに桜を植樹しました。エミル市長、シェルバン前駐日ルーマニア特命全権大使、渡部代理大使の挨拶の後、清水特命アンバサダーから桜植樹のこれまでの経緯と関係者への謝辞、杉森副学長から学長メッセージの代読、門田委員長から愛媛経済同友会代表幹事の親書手交、プレゼントの交換など、厳粛な雰囲気の中、心温まる式典となりました。

 午後は、バベシュ・ボヤイ大学を訪問し、キャリン副学長、ロディカ教授と学術交流の展開について協議を行い、交流協定更新を行いました。

 数年後、平和のシンボルとしての「陽光桜」の並木が美しく咲き誇り、大学間交流が基軸となり、産学連携の支援体制の下、愛媛とルーマニアの交流がさらに深まることを期待しています。

<国際連携課>