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大学院連合農学研究科博士課程の籾山嵩さんが第53回地盤工学研究発表会で「優秀論文発表者賞」を受賞しました【7月24日(火)~26日(木)】

 平成30年7月24日(火)~7月26日(木)、サンポートホール高松で開催された第53回地盤工学研究発表会において、大学院連合農学研究科生物環境保全学専攻土地管理学分野1年の籾山嵩さんが、「優秀論文発表者賞」を受賞しました。籾山さんは、連合農学研究科の原忠教授指導のもとで「鋼矢板によるため池堤防の耐震補強技術に関する解析的検討」という発表をし、優れた論文発表者として表彰されました。

【籾山さんからの受賞のコメント】
 高知大学の原忠教授のもとで「鋼矢板によるため池堤防の耐震補強技術」の研究をしております、籾山嵩と申します。この度、第53回地盤工学研究発表会に参加し、優秀論文発表者賞を頂きました。大変光栄に思うとともに、日頃より研究活動を支えてくださっている方々に改めて感謝申し上げます。
 農業用水を貯留する「ため池」の堤防が、昨今の地震・豪雨災害により多数決壊しており、7月の西日本豪雨では痛ましい被害が発生しました。私は「鋼矢板」という鋼鉄製の板を打ち込むことにより堤防を補強する工法の研究開発に取り組んでおります。今回の発表では、大きな地震が発生した時に、堤防の液状化挙動及び沈下量に対してため池の貯留水がどのように影響するかを検証した結果を発表し、多くの質問やご意見をいただくことができました。
 私は社会人博士として入学しており、普段は千葉県で会社勤務をしながら研究活動に取り組んでおります。多忙な日々が続くと、つい目先の課題をこなすことに必死になってしまうこともありますが、「災害から人々を守る」という研究本来の目標を見失わず、今後も研究活動に全力で取り組みたいと思います。

<大学院連合農学研究科>