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愛媛大学大学院農学研究科附属柑橘産業イノベーションセンター開設を記者発表しました 【12月7日(金)】

  愛媛県の主要産業の一つである柑橘産業は、平成30年7月の豪雨災害により愛媛県内各地で甚大な被害を受けました。農学研究科では、愛媛県内の柑橘産業の復興支援と発展を、研究科を挙げて支援するため、平成30年12月1日に「柑橘産業イノベーションセンター」を設置し、平成30年12月7日(金)に発表記者会見を行いました。当日は、報道機関10社の参加を得ました。

 本センターは、農学研究科において基礎研究を通して培われてきた多様な分野のシーズを柑橘産業のイノベーションにつなげることによって、愛媛県における柑橘産業の復興とさらなる成長に貢献することにより、地域の柑橘農家が将来に希望を持ち、安心して営農を継続できるように支援することを目的としています。

記者会見の様子(左から仁科理事、大橋学長、山内研究科長、山田副センター長)

 

 会見の中で、大橋裕一学長は、平成30年7月豪雨災害により、南予地域を中心に今も大きな爪痕が残っているが、この柑橘産業イノベーションセンター設置が、大きなダメージを受けた柑橘産業への復興支援の一助になればと考えていること、本学として、できる限りのバックアップをしていきたい旨、挨拶しました。続いて、山内聡農学研究科長・センター長が、柑橘産業の復興及び発展を支援する取組みにより、将来の愛媛県の柑橘産業を支えていく地域産業特化型研究センターとしたいこと、農学研究科長をセンター長として「オール農学部」体制で取り組んでいきたい旨、挨拶しました。また、山田寿副センター長は、本センターにおける活動の方向性について、学内施設である愛媛大学防災情報研究センター、農学研究科附属食品健康科学研究センター及び愛媛県の農林水産研究所との連携を通して、柑橘農家のニーズと大学のシーズとのマッチングを図っていくこと、被災農地の復興、再編整備等に際しての防災対策を踏まえた助言等を行っていくこと、これに加えて、復興と発展に向けた様々な取組を実施していくことにより、本センターの目的の達成を目指していくこととしたい旨、説明しました。報道各社からは、本センターの今後の活動に期待する質問が数多く寄せられ、関心の高さがうかがわれました。

看板の上掲(左から仁科理事,大橋学長,山内研究科長,山田副センター長)

 

<大学院農学研究科>