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平成30年度「愛媛大学COC公開講座in松山市」を開催しました【1月16日(水)】

 平成31年1月16日(水)、愛媛大学総合情報メディアセンターで、平成30年度「愛媛大学COC公開講座in松山市」を開催し、自治体関係者をはじめ、NPO関係者、松山市の職員、本学の教職員・学生など約70人が参加しました。
 本学では、地(知)の拠点整備事業(COC事業)として「地域の再生を担う実践的人材の育成」を目的に、学生から社会人まで地域の方すべてを対象に公開講座を開催しています。
 今回は、「今後おきる大規模災害への対応を考えよう~えひめ豪雨災害の支援事例から学ぶ~」をテーマに、愛媛大学防災情報研究センター 二神透副センター長が「今後起きると想定される大規模災害に向けた平時の対応を考えよう」と題して、南海トラフ巨大地震では「強烈な揺れ・津波・土砂災害」が発生するとして、阪神淡路大震災の建物倒壊や火災、東日本大震災の津波や土砂災害の例を示して複合災害が発生すると話し、「住んでいる地域の特徴やハザードマップの活用、気象などの情報を収集し、命を守る自助の意識が大切だ」と訴えました。
 続いて、パネルディスカッションでは、高浜自主防災会の陰原政德氏とうわじまグランマの松島陽子氏から、西日本豪雨災害の被災状況や緊急支援について、愛媛県社会福祉協議会の山田真左紀氏からは、災害ボランティアセンターの設置状況について、NPO法人えひめリソースセンターの木村謙児氏からは、えひめ豪雨災害情報共有会議の設置について、それぞれ話がありました。これからの課題として、正確な情報を共有できる場や支援者等のネットワークが必要であり、それにより地域を越えた顔の見える関係が構築できるとまとめました。最後に、質疑応答が行われました。

<社会連携課>