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産官学で生活習慣病啓発イベント「 学校教育プロジェクト“愛媛のハート、学び体験” 」を開催しました【8月23日(火)】

令和4年8月23日(火)、愛媛大学、愛媛県(愛媛県知事:中村 時広)、ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:レオ・リー、本社:東京都港区、以下ノバルティス)は、愛媛県久万高原町・久万町民館において、小学生5年生、6年生とその保護者を対象に、循環器病とその原因となる生活習慣病に関する知識を楽しく学んでいただくことを目的とし、「学校教育プロジェクト“愛媛のハート、学び体験”」を開催しました。

愛媛県は、心不全死亡率が女性で全国1位、男性で全国2位であり、将来的に心不全の発症につながる生活習慣病の啓発は重要な課題であると考えております。また基本的な生活習慣は、小児期に身につくため、家庭教育や学校保健教育を通じた小児期からの健康教育の推進が期待されています。中予に位置する久万高原町においても、令和2年愛媛県ビックデータでは、男女ともに高血圧、糖尿病の割合が高く、「久万高原町健康づくり計画」を推進し、循環器疾患に関わる地域の健康づくりにも取り組んでおります。

このような背景から、小学生を対象にした、本プロジェクトの久万高原町での実施に至りました。愛媛大学大学院医学系研究科 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座 山口修教授監修の本イベントでは、同講座 川上大志特任講師など講師陣からの講義に加えて、「心臓のこと」「血圧のこと」「減塩のこと」「禁煙のこと」の4つのテーマに沿ったアクティビティを体験してもらいました。

今回の取組みをきっかけとして、家族で過ごす時間が増える夏休み期間中に、生活習慣病に焦点を当てた疾患啓発イベントで生活習慣病について楽しく学びながら考えることで、生活習慣病や日ごろの生活習慣について家族と話しあい、家族単位で生活習慣を改善することを期待しています。

本産官学連携では、循環器疾患の予防や普及啓発、保健・医療サービス体制の充実等を目標として、相互に連携・協力して啓発や情報発信活動をおこなっております。今後も愛媛県、愛媛大学、ノバルティスの産官学連携では、循環器病につながる生活習慣病対策、循環器病による死亡率の低下、循環器病患者さんのQuality of Life(生活の質)の向上等に取り組み、愛媛県民の皆様の健康寿命の延伸および、より充実した健やかな生活に貢献していきます。

記念写真

<医学部>