お知らせ

SPODフォーラム2022を開催しました【8月24日(水)~26日(金)】

愛媛大学が代表を務める四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)は、令和4年8月24日~26日の3日間、「SPODフォーラム2022」を開催しました。「変容する社会ニーズに応じた学びのあり方」をテーマに掲げ、全面オンラインでの開催となりました。37の研修のほか、シンポジウム、情報交換会、参加者によるポスターセッションが行われ、全国から581人の方にご参加いただきました。

研修の実施には開催担当校である本学を中心に、徳島大学、香川大学、高知大学がそれぞれ運営にあたりました。近年高い関心が寄せられているダイバーシティや教学マネジメントから、日常的な授業や業務の改善を扱うものまで、多彩なプログラムとなり、さらに、ここ数年のニーズの高まりを受け、遠隔授業を扱うプログラムも多く開講しました。いずれの研修も内容のみならず、オンラインという形態を駆使した充実したものとなりました。  

また、ポスターセッションでは、Zoomのブレイクアウト機能を活用した質疑応答も実施し、発表者と参加者の議論の機会がもたれました。参加者の投票によって、DX、学生の休・退学、学生支援をテーマにした3発表が、優秀ポスター賞を受賞しました。

2日目の午後には「個別最適化された教育・人材育成の実現」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。公立千歳科学技術大学の小松川浩氏、岡山理科大学の秦敬治氏、文部科学省高等教育局の高橋浩太朗氏らによる講演と、本学教育・学生支援機構の中井俊樹機構長補佐をコメンテーターに交えた活発なディスカッションが行われました。シンポジウム参加者からは「個別最適化について、実践、理念、政策といった多様な観点から話が聞けて大変参考になった」などの声が聞かれました。

2日目の夜にはZoom上で情報交換会を開催しました。SPODの講師陣やスタッフと語り合うブレイクアウトセッションのほか、全体での交流イベントも行いました。和気あいあいとした交流や白熱したゲームが展開され、オンラインにおける交流の可能性を示すものとなりました。

<教育企画課>