国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催の「グローバルサイエンスキャンパス令和4年度全国受講生研究発表会」が開催され、愛媛大学グローバルサイエンスキャンパス(eGS)の受講生が「優秀賞」を受賞しました。
JSTが推進するグローバルサイエンスキャンパス(GSC)は、グローバルに活躍しうる科学技術系の人材育成を目的として、優れた素質と高い意欲を持つ高校生に対し、高度で体系的な理数教育プログラムを提供する事業で、本学でも平成30年度から実施しています。
研究発表会の発表分野は、「物理」「化学」「生物」「生命科学・医科学」「情報」「環境」「工学(テクノロジー)」で、受講生51人が計44件の研究発表を行いました。
eGSからは2人の受講生が研究発表を行い、奥山悦幸さん(私立開智高等学校(和歌山県))が、「微細藻類で大気圏外(宇宙)へ微細藻類からのハイブリッドロケット用固体燃料の研究-バイオ燃料精製材スクアレン固体燃料を使用したハイブリッドロケットによる燃焼実験」の演題で発表し「優秀賞」を受賞しました。奥山さんはeGS受講生として、本学大学院理工学研究科(工学系)の中原真也教授の指導のもと、日々研究に励み今回この成果が受賞につながりました。
GSC推進委員会の大路樹生委員長(名古屋大学特任教授)からは、「受講生の研究レベルは非常に高く、今後も自身の研究について発展させ、グローバルに活躍することを期待します」と総評がありました。
受講生の今後のさらなるご活躍を期待するとともに、本プログラムでは引き続き、高い研究意欲を持つ高校生の人材育成に尽力してまいります。
参考Webサイト
愛媛大学グローバルサイエンスキャンパスへの問い合わせ
愛媛大学グローバルサイエンスキャンパス 加藤 晶
メール:egs@stu.ehime-u.ac.jp
<愛媛大学グローバルサイエンスキャンパス>