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愛媛大学公開シンポジウム「地域と学術研究 -愛媛大学の文系研究最前線-」を開催しました【3月7日(火)】

令和5年3月7日(火)、南加記念ホールにおいて、愛媛大学公開シンポジウム「地域と学術研究 -愛媛大学の文系研究最前線-」を開催し(オンライン形式併用)、法文学部・教育学部・社会共創学部の最新の研究内容を紹介するとともに、「文系研究の地域への係わりと役割」をテーマに各学部が持つ「文系知」と地域との関係について意見交換が行われました。

始めに、仁科弘重愛媛大学長から、「豊かな人生を送るためには、地域の歴史や文化を知ることが必要であり、この観点からも、文系研究の出番がある。第38回愛媛出版文化賞の3部門で、本学の教員が執筆、創作した作品が部門賞を受賞したように、本学の文系研究のレベルは高い。」との挨拶がありました。
続いて、法文学部の胡光教授(四国遍路・世界の巡礼研究センター長)から「四国遍路と世界の巡礼」、教育学部の千代田憲子教授(ミュージアム館長)から「糸・紙・織の造形」、教育学部の青木亮人准教授(俳句・書文化研究センター)から「愛媛 文学の面影」、社会共創学部の曽我亘由教授から「景況調査がとらえる地域経済‐大学が地域経済に果たす役割とは」と題した講演がありました。これらの講演で、同じ文系とはいえ一括りにはできない、多種多様で幅の広い研究内容が紹介され、文系研究が豊かな文化や社会形成にどのように係わっているか、地域の活性化をどれほど下支えしているかなどについても紹介されました。
その後実施されたパネルディスカッションにおいては、胡教授の司会により、それぞれの研究がどのように地域と係わっているか、また、今後それらを大学としてどのように展開していくか、学部と地域との係わりについてはどうか、などについて意見交換がされました。

最後に、法文学部の井口秀作学部長から「引き続き文系研究の担い手として、地域との係わりを大切にしながら、研究・教育に努めていきたい。」との挨拶をもって、盛会のうちに終えることができました。

<総務部>