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環四国サイクリングプロジェクト2023×SDGsフォレストクリーンアクション(徳島・鳴門・祖谷・阿波踊り編)を実施しました【8月5日(土)~9日(水)】

令和5年8月5日(土)~9日(水)、国際交流型リーダーシップ研修「環四国サイクリングプロジェクト(徳島・鳴門・祖谷・阿波踊り編)」を実施しました。

本プロジェクトは、今年で6年目を迎え、日本と台湾の学生が共に「自転車」というコンテンツを用いて地域の歴史・文化等に触れるフィールドワークを行い、日台間の異同等に目を向けつつ、実社会において有用となるグローバルな感覚や、協働を促進するコミュニケーション・リーダーシップのあり方について実践的に学ぶことを目的としています。さらに、産学官連携事業として、愛媛県が推進する「自転車新文化」を両国の学生たちが広く発信することも目的のひとつとしています。本プロジェクトには、愛媛大学と国立高雄科技大学(台湾)の学生が参加しました。

令和5年7月3日(月)、サイクリング当日の参加者同士の交流がさらに深くなるように、事前にオンラインでの国際交流を実施しました。この交流では、日台混合チームでの自己紹介や両国の文化を紹介し合うとともに、サイクリングで走行するルートの検討を行いました。

徳島・鳴門・祖谷・阿波踊り編サイクリングでは、参加者が日台混合5チーム(5~6人/チーム)に分かれ、祖谷付近を自転車で走り、総走行距離40kmを一人も脱落することなく完走証書が授与されました。また、サイクリングで訪問することで得た恩恵を地域にお返しするという気持ちで、フォレストクリーン活動(サイクリングのコース途中で、道に落ちているごみ拾い)を全チームが行いました。

さらに、今年初の試みとして、日本文化の体験として、四国大学阿波踊り連の協力を得て、阿波踊りを通した交流を行い、その様子は、地元新聞の取材を受け記事として掲載されました。

プロジェクトに参加して得られた成果として、学生から、「日本のことについて聞かれた時に分からなかったこともあったので、まだまだ知らないこともあるなと感じた。日本についても台湾についてもそれぞれの文化についてもっと知りたいと思った」、「他国の人と交流でき、かつ他の学部の人とも知り合うきっかけになったため良かったと思う。協力して活動を行うことで自分を見直すこともできた」、「人の話を真剣に聞くようになった。元々よくわからない話などはあまり聞かなかったが、今回のプロジェクトでみんな必死に伝えようとしてくれて、こちらも全力で聞き取ろう、理解しようという気持ちになった」、「初めは言葉の壁で楽しさが半減したらどうしようかと不安だったが、そんなことは気にしないほどに関係が深くなり、また友達がたくさん増えたことが一番良かった」などの感想や抱負が発表され、それぞれに意味のある成果を共有することができました。

終了後も、台湾国立高雄科技大学学生らと、SNS上で写真のやり取りを行うなどの継続した交流が行われ、来年の夏には、高知・四万十サイクリングプロジェクトで会うことを約束し散会しました。

 ※本事業は、愛媛県からの後援を得て、愛媛大学校友会、四国大学、一般社団法人しまなみジャパン、株式会社Kai Worksの協力のもとで実施しました。

<教育企画課>