令和5年9月20日(水)、総合情報メディアセンター主催で、部局等情報システム責任者・情報システム管理者・ネットワーク管理者をはじめとする教職員等を対象とした「情報セキュリティセミナー」を開催しました。
本セミナーでは、国立情報学研究所ストラテジックサイバーレジリエンス研究開発センター長の高倉弘喜教授を講師としてお招きして、ご講演いただきました。本年も、対面及びオンラインのハイブリッド形式で開催し、93人の参加がありました。
第1部では、各省庁での情報セキュリティ対策における重要な役割を担われ、豊富なご経験をお持ちの高倉教授による「ゼロトラストを前提とする情報セキュリティ対策」と題した講演がありました。ゼロトラストとは、「すべての通信を信頼しない」という考え方です。
講演では、サイバー攻撃のトレンドや深刻さ、変化についてご紹介いただき、サイバー攻撃に限らず、様々な要因でシステムが停止することを想定した代替手段の準備の必要性、経済安全保障と研究教育活動との関わりについてご説明いただきました。
第2部は、EU-CSIRT(情報セキュリティ対策チーム)担当者から、愛媛大学におけるCSIRTの活動について報告がありました。
総合情報メディアセンターでは、今後もこのようなセミナー等を開催し、教職員の情報セキュリティ意識の向上を図り、情報セキュリティ対策強化に努めてまいります。
<総合情報メディアセンター>