令和5年11月30日(木)、樽味キャンパスにおいて、愛媛大学農学部と松山市消防局による特殊災害対応合同訓練を実施しました。今回の防災訓練は、農学部と松山市消防局が協力し、特殊な災害に対する活動体制の構築及び関係機関との連携強化を目的として実施されたものです。訓練には、農学部の学生及び教職員約120人と、松山市南消防署と松山市中央消防署から約40人が参加しました。
午前10時20分、農学部本館2階エレベーターホールで薬品を誤って拡散し、業者と学生1人が負傷したという想定で訓練が始まりました。まず、農学部自衛消防組織が各任務に分かれ、通報と避難誘導を実施し、その後、松山市消防局による検知活動、救出活動、除染活動、薬品の特定活動が行われました。松山市消防局の協力により、リアルな訓練の実施が実現し、参加者にとって身の引き締まる貴重な機会となりました。
今回の訓練を通して、あらゆる可能性を想定し、不測の事態に対応できるように訓練することの大切さを再認識することができました。
<農学部>