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愛媛大学名誉教授(現農学部研究員在籍)の胡柏氏が「二〇二三年度日本有機農業学会誌論文賞」を受賞しました【12月9日(土)】

農学部研究員として在籍する胡柏愛媛大学名誉教授が、自身の研究成果である「有機農産物の価格水準と消費者の価格許容力:米国カリフォルニア州と日本の比較を踏まえて」(2020年発表)にて、「二〇二三年度日本有機農業学会誌論文賞」を受賞し、令和5年12月9日(土)の日本有機農業学会第24回(大阪)大会において授賞式が行われました。学会誌論文賞(含学会誌論文奨励賞)は日本有機農業学会が2022年に創設した唯一の学会賞で、それまでに行われた有機農業に関する優れた学術研究を表彰するものです。

胡名誉教授は上記の研究において、産業成長モデルと比較静学モデルを融合した理論分析および米国カリフォルニア州と日本との比較分析により、有機農業を行う生産者と有機農産物を購入する消費者が共に受け入れられる価格条件を解明し、有機農産物の消費形成と市場拡大の取組に明確な根拠を与えたことが評価され、受賞に至りました。この業績は、胡名誉教授の新著『有機農業はどうすれば発展できるか』(農文協、2022年12月)の一部にもなっています。

<農学部>