令和6年5月11日(土)、12日(日)に岡山大学で開催された「中国四国植物学会第80回大会」において、理学部生物学コース4年生の内田智尋さんが「優秀発表賞(ポスター部門)」を受賞しました。
内田さんの発表演題は「スギナ栄養茎からの発芽・発根を制御する要因の解明」で、植物生理学研究室の加藤大貴助教の指導のもとに取り組んだ研究成果です。
内田さんは、春の風物詩であるツクシで知られ、農業的被害を生む雑草でもあるシダ植物スギナについて、栄養茎断片から新たに芽や根が発生する際にどのような環境要因が影響するかを解析しました。栄養茎からの発芽・発根を解析する実験手法を確立したこと、草刈りで生じるスギナ栄養茎断片が繁殖体として機能する可能性を示唆した点が評価され受賞に至りました。
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