令和6年5月27日(月)、松山市役所において、愛媛大学と松山市、三井住友信託銀行株式会社及びNES株式会社が起業家教育及び起業支援に関する連携協定を締結しました。
締結式では、愛媛大学の仁科弘重学長と松山市の野志克仁市長、三井住友信託銀行株式会社の平野隆啓松山支店長及びNES株式会社の今川信宏代表取締役が協定書を取り交わしました。仁科学長からは、「今回、四者で連携協定を締結することで、松山市をフィールドとした起業家育成の取組をさらに加速させ、松山市の地域課題の解決や、地域産業の活性化に繋げていきたいと考えています」と挨拶がありました。野志市長は、「皆様と連携することで、若者の起業への機運を高め、この松山の地で、全国へ飛躍する企業が誕生し、学生を含めた若者の県外への流出防止につながるものと期待しています」と述べられ、平野松山支店長は、「今回の連携協定を機に、これまで以上に産官学金民の連携を強靱なものとし、松山の地からのスタートアップ創出に向けて尽力してまいります」と述べられました。最後に、今川代表取締役は、「今回の連携協定をベースに、松山発、愛媛大学発ベンチャーをどんどん輩出していき、全国区の企業となるよう全力でサポートしたいと考えています」と述べられました。
今回の協定により、本学と松山市、三井住友信託銀行株式会社及びNES株式会社は、以下の事項について具体的な連携事業を展開していきます。
【連携事項】
(1)セミナー、コンテストなどを通じたアントレプレナーシップの醸成や、起業に必要な知識・スキルを修得するための教育プログラムの実施など、起業家教育に関すること
(2)大学発ベンチャー及びスタートアップの創出・育成など、起業支援に関すること
(3)研究シーズの社会実装支援に関すること
(4)地域課題解決に向けた研究推進に関すること
締結式の様子(左から、今川代表取締役、野志市長、仁科学長、平野松山支店長)
<研究・産学連携推進機構>