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大学院理工学研究科の菅野優海さんが「第55回構造有機化学若手の会 夏の学校」で「ポスター講師賞」を受賞しました【7月31日(水)】

令和6年7月29日(月)~31日(水)に大阪温泉旅館 不死王閣で開催された「第55回構造有機化学若手の会 夏の学校」において、大学院理工学研究科博士前期課程1年生の菅野優海さん(有機化学研究室に所属)が「ポスター講師賞」を受賞しました。

発表題目は、「アズレン縮環アザコロネンの合成と基礎物性の調査」で、大学院理工学研究科の髙瀬雅祥教授らのグループで行われた研究成果です。

菅野さんは、複数のアズレンとピロールから構成されるナノサイズのグラフェンの合成に成功し、アズレンの置換位置が光学・酸化還元特性におよぼす影響を調査しました。単結晶構造解析を用いて新規π電子系の構造(結合長など)を明らかにすると共に、酸化種のスピン多重度などの電子状態について、理論計算の結果と併せて、考察を行いました。

これらの研究成果および発表に対する質疑応答が高く評価され、特別講師によるポスター賞の受賞に至りました。

<大学院理工学研究科>