令和6年8月26日(月)より、愛媛大学では医療系で初となるクラウドファンディングプロジェクト「脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい│育成体制の構築にご寄付を」を、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて公開しております。
このたび、本プロジェクトが当初の目標額を達成いたしました。多くのご支援を誠にありがとうございます。
プロジェクトをより充実させるため、期間中のネクストゴール(第二目標)を1,000万円とし、下記の取組への活用を目指してまいりますので、引き続きご支援の程お願い申し上げます。
プロジェクト名
脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい│育成体制の構築にご寄付を
実行者
愛媛大学医学部附属病院脊椎センター(整形外科学)
山岡 慎大朗 助教
概要
脊椎内視鏡手術であるFESS(Full-endoscopic Spine Surgery)及びBESS(Biportal Endoscopic Spine Surgery)の安全な導入に向けたトレーニングシステムを確立することを目的としています。愛媛における次世代の脊椎内視鏡外科医の育成に加え、脊椎内視鏡治療の習得を目指す全国の医師たちが学ぶための環境整備を目指します。
募集期間
令和6年8月26日(月)9:00~令和6年10月24日(木)23:00
目標金額
500万円 → ネクストゴール1,000万円
支援方法
以下のクラウドファンディング(READYFOR)運営サイトからご支援をお願いします。
実行者からのメッセージ
皆様の温かいご支援のおかげで、第一目標の500万円を達成することができました。多くの皆様からのご寄附を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。クラウドファンディングを通じて人と人のつながりを感じることが出来ました。本当に感謝申し上げます。
この度頂きましたご寄附は、FESSの手術機材の購入等に使用させて頂きます。愛媛大学整形外科トレーニングセンターは改修中ですので、来年度より県内の次世代の脊椎外科への内視鏡手術トレーニングを開始する予定です。
また、ネクストゴールを1,000万円に設定しております。これは、BESSの手術機器の購入を目指します。BESSはバイポータル(機器の挿入孔が2つ)である点がFESSと異なり、FESSとBESSそれぞれの長所を掛け合わせることで、より多くの病気に対し脊椎内視鏡手術が可能となります。本邦初で行いましたBESSセミナーについても、今後継続して行い、日本の脊椎内視鏡手術の発展に少しでも役に立てればと考えます。
引き続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。
参考
クラウドファンディング(crowdfunding)とは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人(篤志家)から資金を募る手法で、寄付型や購入型などのクラウドファンディングの形式があります。
なお、本プロジェクトは、寄付型のクラウドファンディングとなっており、税制上の優遇措置を受けることが可能です。
関連トピックス
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