このたび、愛媛大学は、海外における国際研究拠点として、タイ・バンコクに「愛媛大学-カセサート大学国際共同研究ラボラトリー(タイ・カセサート大学拠点)」を、またチョンブリ県に「愛媛大学-ブラパ大学国際共同研究センター(タイ・ブラパ大学拠点)」を開設しました。両拠点の拠点長は、愛媛大学先端研究院沿岸環境科学研究センター副センター長の森本昭彦教授が務めています。これらは、都市環境、土壌、下水、河川、海洋といった多様な環境課題に取り組むための国際的な研究連携を推進する重要な拠点となります。
拠点の開設を記念して、令和7年7月2日(水)にはカセサート大学水産学部において「第1回愛媛大学-カセサート大学合同セミナー」を、7月4日(金)にはブラパ大学理学部水圏科学科において「第1回愛媛大学-ブラパ大学合同セミナー」を開催しました。両セミナーは、共同利用・共同研究拠点である愛媛大学化学汚染・沿岸環境研究拠点(LaMer)との共催により実施し、日タイ双方からそれぞれ約30人、計60人の教職員・研究者・現地学生らが参加しました。
なお、両拠点は、1件目の「愛媛大学-デ・ラサール大学国際共同研究ラボラトリー(フィリピン拠点)」、2件目の「愛媛大学-パジャジャラン大学国際共同研究ラボラトリー(インドネシア拠点)」に続く3、4件目となっています。今後も本学では、国際共同研究の推進とアジア地域との学術連携の強化を図ってまいります。




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