お知らせ

ファカルティ・ディベロッパー養成研修を開催しました【11月11日(金)〜13日(日)】

教職員能力開発拠点事業として「ファカルティ・ディベロッパー養成研修」を開催しました。

 平成23年11月11日(金)〜13日(日)の3日間の日程で、キャンパス・イノベーションセンター東京(CIC)を会場に、教職員能力開発拠点(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室)主催、日本高等教育開発協会(JAED)共催による「ファカルティー・ディベロッパー養成研修」が開催され、全国の大学から34人の大学教職員が参加しました。
 ファカルティー・ディベロッパー養成研修では、各大学で全学レベルのFDを企画・実施する立場にあるファカルティー・ディベロッパー(FDer)に求められる知識・技能・態度を育成することを目的として、「FDマップとFD活動分析シートを活用したFD活動の振り返り/課題解決のためのグループ・ディスカッション」、「公開授業と授業コンサルテーションの技法(ミクロ・レベルのFD)」、「3つのポリシー策定とカリキュラム評価(ミドル・レベルのFD)」、「学習する組織作りに向けて(マクロ・レベルのFD)」の4つのワークショップを実施しました。
 研修終了後のアンケートによると、「満足である」「どちらかといえば満足である」という回答が全体の91%であり、参加者からは「FDについてどのように進めて行けば良いか、事例や方法に関する具体的な知識やアイディアが得られた。自分の組織に持ち帰り、どう進めていくかの課題も見つかった点が良かった」、「授業コンサルテーションを実際に体験できたことは大変有意義であった」、「3つのポリシーの見直しの重要性や学習効果をもとにしたカリキュラム評価を学ぶことができた」、「漠然とFD活動を行っていたが、FDerが何をしなければならないのかを系統立てて知ることができた」、「理論に加えて実践例を示してもらったので、具体的に実現できそうな気持ちになれた」などといった声が聞かれました。各大学における今後の教育改革への効果が期待されます。

教職員能力開発拠点については、以下のHPを参照してください。

愛媛大学教育企画室HP