令和8年6月13日(土)から14日(日)にかけて、広島大学霞キャンパスで開催された第40回中国四国ウイルス研究会において、工学部工学科化学・生命科学コース4年生で先端研究院プロテオサイエンスセンター(PROS)・無細胞生命科学部門の壷内葉月さんが優秀発表賞を受賞しました。
壷内さんの発表演題は「クリミア・コンゴ出血熱ウイルスの脱ユビキチン化酵素の阻害剤開発」で、PROSの高橋宏隆准教授の指導の下で取り組んだ成果です。
本研究は、クリミア・コンゴ出血熱ウイルス(CCHFV)の増殖を抑える治療薬開発を目的としています。CCHFVが持つ脱ユビキチン化酵素は、宿主の免疫を回避してウイルスが増殖するために不可欠な酵素です。
本研究では、愛媛大学PROSの化合物探索技術を用い、この酵素を阻害する化合物の取得に成功しました。現状では細胞での活性向上など改善の余地はあるものの、将来的には抗CCHFV薬のリード化合物(創薬のベース)となることが期待されます。
なお、本研究は静岡大学大学院の鳴海哲夫教授、長崎大学高度感染症研究センターの好井健太朗教授のグループとの共同研究により実施されました。


<プロテオサイエンスセンター>
