お知らせ

宇宙進化研究センター 全国同時七夕講演会「宇宙への招待」を開催しました【7月4日(土)】

令和8年7月4日(土)、愛媛大学先端研究院宇宙進化研究センターは、2009年から日本天文学会が世界天文年を記念して始めた「全国同時七夕講演会」の一環として、講演会「宇宙への招待」を開催しました。天候の悪い中、会場の城北キャンパス・南加記念ホールには約60人の方にご来場いただきました。

はじめに、粟木久光センター長による開会挨拶が行われました。その後、清水徹准教授が「宇宙科学研究における競争と共生」と題して講演を行い、太陽でたびたび発生するフレア爆発現象と、その地球への影響について解説しました。また、講演者のこれまでの研究活動を通して、自然科学の研究において人類がしてきたことを振り返るとともに、自然や他者との向き合い方について話しました。

次に、鍛冶澤賢教授が「JWSTで見えてきた銀河の形成と進化」と題して講演し、我々の太陽圏が存在する天の川銀河をはじめ、宇宙に存在するさまざまな種類の銀河の姿を紹介しました。さらに、これまでの観測によって明らかになってきた銀河の形成と進化について解説した後、最新のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による観測から見えてきた新たな銀河進化の姿を紹介しました。

清水 徹准教授による講演
鍛冶澤 賢教授による講演

今回の講演会では、身近な太陽・地球近傍宇宙と、宇宙初期の遠方宇宙という両極のテーマを取り上げましたが、多くの参加者に興味を持って聴講していただくことができました。
最後の質問コーナーでは、今回紹介された太陽フレアのトリガー問題と太陽コロナの加熱問題との関係や、地上観測と宇宙望遠鏡の関係、今後の宇宙望遠鏡の観測計画についてなど、講演内容を踏まえた質問が数多く寄せられました。
宇宙進化研究センターでは、今後も宇宙や天文学に関心のある皆様に向けて、分かりやすく紹介する講演会を開催してまいります。

質問コーナーの様子

<宇宙進化研究センター>