令和8年9月4日(金)に総合情報メディアセンターが主催し、部局等情報システム責任者、情報システム管理者、およびネットワーク管理者をはじめとする教職員及び学生等を対象とした「情報セキュリティセミナー」を開催しました。
本セミナーでは、国立情報学研究所ストラテジックサイバーレジリエンス研究開発センター長の高倉弘喜教授を講師として迎え、ご講演いただきました。対面及びオンラインのハイブリッド形式で開催し、94人が参加しました。
第1部では、高倉教授による「変化し続けるサイバー攻撃に対する情報セキュリティ管理体制のありかた」と題した講演が行われました。近年のサイバー攻撃事例を題材に、大学に求められる技術的・組織的対策、インシデント対応の考え方、および情報セキュリティガバナンスの強化に向けた実践的な方策についてご解説いただきました。
講演では、学術研究機関も標的となるサイバー攻撃の深刻化を背景に、ランサムウェア、サプライチェーン攻撃、Zero Day攻撃など、変化し続ける攻撃の手口が紹介されました。また、AIの活用による攻撃の高速化・自動化や、認証情報・管理権限を狙う攻撃への移行を踏まえ、不審な活動を早期に検知し、迅速に判断・対応することの重要性が示されました。
さらに、サイバー攻撃によるシステム停止を想定し、教育研究活動を継続するためのレジリエンスと迅速な復旧の必要性について説明がありました。BCP(事業継続計画)を考慮した体制の構築、安全なバックアップの確保と復旧手順の確認、クラウド環境を含む情報資産の把握に加え、Mis/Mal/Dis informationへの対策、ログの保全、正確かつ積極的な情報発信の重要性についても理解を深めました。
第2部は、EU-CSIRT(愛媛大学情報セキュリティ対策チーム)担当者が、愛媛大学におけるCSIRTの活動について報告しました。
総合情報メディアセンターでは、今後もこのようなセミナー等を開催し、教職員等の情報セキュリティ意識の向上を図るとともに、情報セキュリティ対策の強化に努めてまいります。
<総合情報メディアセンター>

